毎年10月1日から始まる「全国労働衛生週間」は、厚生労働省が定める労働安全衛生に関する全国的な取り組みの一つです。この時期は、多くの企業・団体で安全大会や衛生委員会向けの研修・講演が企画されます。働く人の健康と安全を改めて見直し、具体的な改善につなげるきっかけの場となっています。
私たちダイヤサービスでも、こうした時期に合わせて「安全文化」を核にした講演や研修をご提供できる体制を整えております。
「意識」ではなく「仕組み」で安全をつくる
これまで現場で数多くの事故やヒヤリハットに向き合ってきた経験から、私たちは一つの確信を持っています。それは、「安全は個人の意識や注意力に頼っては守れない」ということです。
ドローンの運航現場であれ、製造業や建設業の職場であれ、事故の多くは「誰かが気をつければ防げたはず」という発想にとどまってしまいがちです。けれども実際には、人間は必ずミスをします。 大切なのは、そのミスを前提にしてもなお事故につながらないように「仕組み」と「文化」を整えておくことです。
労働衛生週間で扱うテーマの一例
講演では、労働衛生週間に相応しいテーマを複数ご用意しています。
- 仕組みで防ぐ長時間労働
チェックリストや役割分担を通じて「気合い」でなく「運用設計」で残業を減らす方法 - 責めない文化が心を守る
Just Culture(責めない文化)を基盤に、メンタル不調を個人の弱さとしない職場づくり - 暑熱リスクをチームで管理する
WBGTの共有や交代ルールなど、熱中症を「予測できた災害」として仕組みで防ぐ - 応急手当を文化にする
消防局認定インストラクターとしての経験や、スタッフが現場で実際にCPRを行い救命に至った実例をもとに、職場全体での一次対応の大切さを伝える
いずれも「制度を作る」「意識を高める」にとどまらず、明日から現場で実際に使える「運用の型」に落とし込むことを大切にしています。
ドローン産業で培った知見を横展開
私たちはドローンの運航事業を行っています。一見すると、労働衛生週間のテーマとは直接関係がないと思われるかもしれません。しかし実は、ドローン産業界は本来「航空の安全管理の考え方」を強く引き継ぐべき位置付けであり、安全文化を徹底して磨き込まない限り社会に受け入れられない世界です。
そのため私たちは、航空会社や鉄道会社にも通じるレベルの安全管理手法を日々実践しています。この知見は、ドローン以外のあらゆる職場・製造現場・建設現場、そしてオフィスワークの労務管理に至るまで横展開できる普遍的な内容です。
講演ページのご案内
講演の詳細や費用の目安、テーマ一覧については、専用ページに整理しました。こちらからご覧いただけます。
講演はオンライン・対面いずれにも対応可能です。規模も小グループ研修から数百名規模の安全大会まで幅広く承ります。
最後に
労働衛生週間は、一年のうちで「安全と健康」をじっくり考える貴重な機会です。どうしても「スローガンだけ」「形だけの行事」で終わってしまいがちな取り組みに、少しでも実務的で再現性のある工夫を加えていただければと思っています。私たちの講演や研修が、皆さまの職場で「安全文化」を育むきっかけとなれば幸いです。