先週後半より、ドローンによる測量の案件で北海道まで出張に出ておりました。昨晩遅くにようやく帰宅したところです。
さて、ここのところ立て続けに、ドローンによる人身事故が発生してしまっております。6/26に警視庁の方が屋内で産業用ドローンの飛行練習中に操作を誤りプロペラで指を切断、7/2に秋田の一般の方が農薬散布ドローンを自宅前で飛行練習しようとしてGPS補足数の少ないまま離陸させてしまい操作を誤ってやはりプロペラで指を切断。秋田の一般の方に至っては、切断した指が行方不明のままという、痛ましい事故となってしまいました。
起こってしまったものは仕方ないのですが、よほどのプロでない限り、産業用ドローンをいとも簡単に屋内やGPSの補足が少ないところで飛ばせるわけがありません。何れの案件も、操縦者の技量を考えると飛行そのものに無理がある話だと思っています。
そもそも論になってしまいますが、産業用ドローンは基本、自律飛行が前提だと私は考えています。万が一のときのために操縦者の一定以上の技量は必要ですが、自律飛行が前提である以上、操縦技術ばかりを追い求めていても仕方ないと思いますし、操縦技術ありきなのであれば、産業用ドローンは絶対に発展しないと思います。
では、産業用ドローン関係者・従事者に必要なものは何なのか?その答えが、当社のDrone Emergency Care(DEC)講習です。DEC講習は入門編・基礎編・応用編の3ステップに分かれており、入門編ではドローンで事故を起こさないための確実な運用方法に関してe-Learningで学ぶことが可能です。基礎編・応用編は、救急救命士の指導のもと、事故を万が一起こしてしまった場合の応急手当方法や被害軽減措置方法について学ぶことができます。
事故はゼロにはできません。でも、減らすことは可能です。産業分野でのドローン発展のためにも、DEC講習は一人でも多くの方に受講いただきたいと考えています。

戸出 智祐(代表取締役 / ドローン安全管理コンサルタント)
ノンテクニカルスキル講習(CRM、チームビルディング、 日本初のドローン応急手当講習)を提供。米国FAAのSMS義務化に先行したノウハウで、 1,000時間超の運航経験(失敗含む)からSMSを構築。 2023年より3年連続で安全報告書を自主公開している、日本唯一の現場安全管理・リスクマネジメント実践者です。 このブログでは、教科書に載っていない 現場の実践知と失敗から学んだ教訓を共有します。
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