DISASTER DRONE OPERATION
災害時ドローン運航安全ガイドライン
自治体・行政機関・関係機関・企業等との安全な連携に向けて、株式会社ダイヤサービスが災害時にドローン運航を実施または支援する際の基本方針を公開します。
発行日:2026年5月30日 / 版数:第1版 / 公開区分:公開
PURPOSE
災害時こそ、飛ばす前の判断を明確にする。
災害時におけるドローン活用は、被災状況の確認、危険箇所の把握、道路・河川・橋梁・斜面・建物等の状況確認、関係機関の活動支援などにおいて、有効な手段となり得ます。
一方で、災害現場は平時の運航環境とは大きく異なります。通信環境の不安定化、緊急車両の往来、避難者や通行者の移動、倒壊・火災・浸水・土砂災害、さらに消防・警察・自衛隊・ドクターヘリ・報道機関等による有人機活動など、複数のリスクが同時に存在します。
株式会社ダイヤサービスは、災害時のドローン運航を単なる操縦行為としてではなく、計画、判断、役割分担、チーム連携、緊急時対応、記録、改善までを含む一連の運航活動として捉えています。本ガイドラインは、その基本姿勢を自治体・行政機関・関係機関・企業等と共有するための公開資料です。
POSITION
本ガイドラインの位置づけ
本ガイドラインは、当社が災害時にドローン運航を実施または支援する際の安全方針を示す公開資料です。
対外的な共通認識の形成
自治体、行政機関、関係機関、企業、地域団体等と連携・協議する際に、当社がどのような考え方で運航可否を判断するのかを共有します。
安全方針の明文化
災害時の運航可否判断、チーム運航、緊急時対応、記録・報告、継続的改善に関する基本方針を整理しています。
内部手順とは分けて管理
詳細な判断基準、数値基準、機体別SOP、記録様式、チェックシート等は、当社内部文書に基づき管理します。
個別案件の運航可否を代替しない
実際の運航可否は、依頼内容、現地状況、空域、気象、有人機活動、第三者管理、機体条件、運航体制等を確認したうえで個別に判断します。
SAFETY PRINCIPLES
災害時運航で重視する判断原則
当社は、災害時のドローン運航において、機体性能や操縦技量のみで運航可否を判断しません。運航目的、緊急性、公共性、現場環境、空域、有人機活動、第三者管理、通信、気象、機体状態、運航チームの状態等を総合して判断します。
飛ばせるかではなく、実施すべきかを判断する
技術的に飛行可能であることと、災害現場で実施すべきであることは同一ではありません。必要な情報が不足している場合は、その不確実性自体をリスクとして扱います。
操縦者一人に安全判断を集中させない
FMOを中心に、PILOT、OCC、GA、FAC等がそれぞれの立場から情報を確認し、チームとして運航可否判断を支援します。
中止・延期を正常な安全判断として扱う
有人機活動、第三者管理、通信、気象、機体状態、運航チーム内の懸念等に不安が残る場合、運航の中止、延期、範囲変更、方法変更を検討します。
PUBLICATION INFO
発行情報
本ページで公開するガイドラインの発行情報は以下のとおりです。
| 文書名 | 株式会社ダイヤサービス 災害時ドローン運航安全ガイドライン |
|---|---|
| 副題 | 自治体・関係機関との安全な連携に向けた基本方針 |
| 発行者 | 株式会社ダイヤサービス |
| 公開区分 | 公開 |
| 版数 | 第1版 |
| 発行日 | 2026年5月30日 |
| 対象 | 自治体、行政機関、関係機関、企業、地域団体等 |
| 位置づけ | 当社が災害時にドローン運航を実施または支援する際の安全方針を示す公開資料 |
CONTENTS
ガイドラインの主な内容
本ガイドラインでは、災害時ドローン運航における安全方針を、運航可否判断、運航体制、行政依頼時の確認、物資輸送、緊急時対応、記録・報告、継続的改善の観点から整理しています。
目的および適用範囲
災害時または災害対応訓練時に、当社がドローン運航を実施・支援する際の基本方針と適用範囲を整理しています。
基本方針
運航可否判断、チーム運航、懸念申告時の確認措置、災害時特例と安全確保措置、中止・延期判断、記録と改善の考え方を示しています。
運航体制
FMO、OCC、PILOT、GA、FAC等の役割を整理し、災害時に必要な安全確認機能を明確にしています。
運航可否判断
依頼目的、法令・空域、周辺環境、離着陸・経路、機体・装備、運航体制等の確認観点を示しています。
災害・行政依頼時の確認
行政・自治体からの依頼、航空法第132条の92に関する考え方、緊急用務空域、有人機活動への配慮を整理しています。
物資輸送時の追加確認
輸送目的、輸送物、機体・バッテリー、飛行経路、受け渡し地点、荷受け側との連携に関する追加確認事項を示しています。
緊急時対応
通信遮断、操作不能、墜落・接触、第三者被害、負傷者・体調不良者、バッテリー異常、有人機接近時の基本方針を示しています。
記録・報告
運航判断、異常、ヒヤリ・ハット、中止・延期・範囲変更・撤収等を記録対象とし、事実と推測を区分して扱う方針を整理しています。
安全文化および継続的改善
Just Culture、ノンパニッシュメント、デブリーフィング、教育・訓練への反映、継続的見直しの考え方を示しています。
IMPORTANT NOTE
本ガイドラインが置き換えないもの
本ガイドラインは、災害時ドローン運航に関する当社の基本方針を示す公開資料であり、法令、行政資料、飛行許可・承認条件、機体メーカーの取扱説明書、関係機関の指示、個別案件における契約・合意事項等を置き換えるものではありません。
- 航空法その他の関係法令
- 国土交通省等が公表する資料
- 飛行許可・承認条件
- 機体メーカーの取扱説明書
- 関係機関の指示
- 個別案件における契約・合意事項
- 当社内部の詳細な判断基準
- 機体別SOP、記録様式、チェックシート等
実際の運航可否は、依頼内容、現地状況、空域、気象、有人機活動、第三者管理、機体条件、運航体制、緊急時対応、記録体制等を確認したうえで、個別に判断します。
DOWNLOAD
災害時ドローン運航安全ガイドラインをPDFで確認する
自治体・行政機関・関係機関・企業等との協議時に共有できる公開資料として、PDF版を掲載しています。
PDFファイルの内容は、法令、行政運用、機体性能、通信環境、災害対応体制、運航実績、訓練結果等を踏まえ、必要に応じて見直します。
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ダイヤサービスでは、災害時運航に限らず、平時のドローン運航においても、安全管理体制、判断基準、役割分担、記録、継続的改善を重視しています。
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