当社は、ドローン運航を通じて社会や産業に新たな価値を提供する一方で、何よりも「安全」を優先します。
航空・鉄道・医療分野で長年培われた安全文化を学びつつ、ドローンならではのリスクにも的確に対応できる独自の管理体制を構築。
「事故ゼロ」を目指して、日々の業務や教育に取り組んでいます。
1. 安全方針・理念
私たちは
「人命を最優先に守る」「事故を未然に防ぐための報告・連携体制を整える」「常に学び、改善し続ける安全文化を育む」
という3つの柱を「安全憲章」として掲げています。当社の全スタッフがこの憲章に基づき、業務判断や行動を行います。

2. 安全管理体制 (SMS) の導入
国際民間航空機関(ICAO)などが推奨するSafety Management System(SMS)を、ドローン運航向けに最適化した形で運用しています。
「安全方針」「リスク管理」「安全保証」「安全促進」の4要素をバランスよく回し、ヒヤリハットやインシデントを未然防止・早期発見・迅速改善につなげます。

3. 具体的な独自運航ルール
疲労管理基準や不要会話の禁止(ステイラルオペレーションルール)など、独自の運航ルールを設け、スタッフの集中力と判断力を維持しています。

4. 教育・訓練プログラム
LOFT訓練(Line-Oriented Flight Training)をドローン向けにアレンジし、実際に起こりうるトラブルをシミュレーション。
救命講習やクレドカード携行など、人命保護・安全意識の徹底を目的とした研修を継続実施しています。

5. 報告・監査の取り組み
安全報告書の自主的な作成・公開を行い、事故やヒヤリハットの件数、原因分析、再発防止策などを社内外にオープンにしています。
今後は外部専門家との連携で客観的な評価を受け、常に改善を続けてく予定です。
