1. 安全憲章 – 経営と現場を貫く最上位方針
当社では、すべての事業活動において「人命・財産・環境を守ること」を最優先事項とし、以下の「安全憲章」を掲げています。
安全憲章
(1) 安全運航の追求
私たちは、安全性を最優先にし、安全文化を共有する運航を目指します。
(2) 信頼性の確保
私たちは、確認作業を徹底し、正確かつ安定した運航を実現します。 情報を共有し、透明性を持った対応で信頼される体制を築きます。
(3) リスク管理の徹底
私たちは、潜在的なリスクを的確に特定し、適切な対策を講じることで、事故やトラブルを未然に防ぎます。
(4) 社会との調和
私たちは、地域社会や自然環境に配慮し、地域社会との協力のもと、責任ある運航を行います。
(5) 継続的な成長
私たちは、安全運航に必要なスキルと知識を深め、技術革新や規制 変化に積極的に対応します。
(6) エアマンシップの矜持
私たちは、倫理観・冷静な判断力・協調性そして継続的な自己研鑽をもって安全運航を支えます。
この安全憲章は、経営トップから運航管理者、操縦者、整備担当まで一貫して守るべき最上位方針として位置づけられ、定期的に見直しながら常に最新の知見を取り入れています。
2. 安全行動指針 – 日々の実践を支える具体的ルール
安全行動指針
1. 定期訓練と継続的なスキル向上
すべての役割に応じた定期的な訓練を実施し、最新の情報や技術を取り入れて安全意識と技術を高めます。
2. 資機材の計画的管理と迅速な対応
計画的な点検を徹底し、不具合が発生した場合は迅速に対応して安全な運航を確保します。
3. 円滑なコミュニケーションと情報共有
関係者間でタイムリーかつ正確な情報を共有し、すべての運航が円滑かつ安全に行える体制を整えます。
4. 危険予知とリスク管理の徹底
KYT(危険予知トレーニング)を活用し、潜在的なリスクを早期に特定し対策を講じます。不安がある場合は即時運航を中断し、再評価を行います。
5. 事故や緊急時への迅速な対応と再発防止
応急手当や緊急対応の訓練を実施し、事故やトラブル発生時に迅速かつ的確に対応できるよう備えます。また、運航データを記録・分析し、再発防止に役立てます。
これらの行動指針は、当社が航空分野のリスク管理ノウハウから学んだポイントをドローン運航向けにアレンジしたものであり、現場スタッフが行動に移しやすいルールとして機能しています。