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世界のドローン産業地図に、今年も当社が掲載されました。THE DRONE MARKET ENVIRONMENT MAP 2026

THE DRONE MARKET ENVIRONMENT MAP 2026が公開されました。そして今回も、株式会社ダイヤサービスが掲載されました。これで3回連続です。正直に言うと、かなりうれしいです。

大企業でも、有名メーカーでも、派手な資金調達をしているスタートアップでもない当社の名前が、海外のドローン産業マップの中に小さく載っている。しかも、それが一度きりではなく、続いている。これは、自分たちで「すごいだろう」と言いたい話ではありません。むしろ、世界の中では本当に小さな存在です。それでも、地道に続けてきたことを、どこかで誰かが見てくれているのかもしれない。そう考えると、やはり感慨深いものがあります。

THE DRONE MARKET ENVIRONMENT MAPとは何か

THE DRONE MARKET ENVIRONMENT MAPは、ドイツ・ハンブルクを拠点とするDrone Industry Insights(DRONEII)が公表している、世界のドローン関連企業を整理した市場マップです。

2026年版は、ハードウェア、ソフトウェア、サービスという大きな区分のもとに、世界70か国・1,413社のドローン関連企業が掲載されています。前回2022年版の1,076社から31%増加しており、4年ぶりの更新となります。公開記事の日付は2026年6月1日、ダウンロードページ上の更新時期は2026年5月とされています。

このマップは、単なるロゴの一覧ではありません。

どの企業が、機体を作っているのか。どの企業が、運航や点検、測量、空撮などのサービスを担っているのか。どの企業が、ソフトウェア、UTM、解析、AI、教育、コンサルティングなどの周辺領域にいるのか。

世界のドローン産業界が、どのような構造になっているのかを一枚で見られる資料です。

DRONEII自身も、このマップはランキングではなく、掲載されたから優れている、掲載されていないから重要ではない、という意味ではないと説明しています。あくまで、1,400社を超えるロゴを限られた紙面に配置した、現時点の産業構造を把握するための資料です。

それでも、このマップに掲載されることには意味があると思っています。なぜなら、世界中に無数のドローン関連企業が存在する中で、DRONEIIが市場全体を俯瞰するための企業として選び、分類し、同じ地図上に並べているからです。

世界1,413社の中で、日本企業は多くない

今回のマップには、世界70か国から1,413社が掲載されています。その中で、当社が公開マップ上のロゴを確認した限り、日本に本拠を置く企業として確認できたのは20社弱でした。割合にすると、全体の約1%ちょっとです。

もちろん、この数字はDRONEIIの有料データベースによる公式の国別集計ではなく、当社によるロゴベースの目視確認です。そのため、厳密な統計値としてではなく、公開マップ上で確認できる範囲の数値としてご覧ください。

ただ、それでも一つの傾向は見えると思います。世界のドローン産業界の中で、日本企業の掲載数は決して多くありません。特に、米国は454社、ドイツは100社、カナダは87社、英国は78社、中国は63社が掲載されているとDRONEIIは説明しています。日本は世界的に見ればドローン活用のポテンシャルが高い国だと思いますが、グローバルな市場地図の中での存在感という意味では、まだまだ大きいとは言えないのかもしれません。

だからこそ、その中に当社の名前があることには、率直に重みを感じます。

なぜ当社が掲載され続けているのか

なぜ当社が、この海外のマップに掲載され続けているのか。正確な理由は分かりません。選定基準のすべてが公開されているわけではありませんし、当社がDRONEIIから個別に理由を説明されたわけでもありません。

ただ、推測ですが、当社がいわゆる一般的なドローン運航会社とは少し違う方向に進んできたことが、どこかで評価されているのではないかと考えています。当社は、単にドローンを飛ばす会社ではありません。もちろん、現場での運航は行っています。空撮、点検、実証実験、教育、スクール運営も行っています。

しかし、当社が特に力を入れてきたのは、操縦技量そのものよりも、ドローンを安全に業務活用するための土台づくりです。

たとえば、ノンテクニカルスキル。チームビルディング、CRM、SMS、応急手当。運航前のConOps作成、プリブリーフィング、デブリーフィング。一人の経験や勘に依存しない判断基準の標準化。そして、運航評価や安全管理体制づくりに関するコンサルティング。

こうした取り組みは、ドローン産業界の中では、まだ分かりやすく派手な領域ではないと思います。

新しい機体を作っているわけではない。
AIを前面に出したサービスでもない。
大規模な物流網を構築しているわけでもない。

けれど、ドローンを社会の中で本当に使い続けるためには、こうした地味な部分が欠かせないと考えています。

機体が進化しても、運航するのは人と組織です。ルールが整備されても、それを現場で機能させるのはチームです。
許可承認が取れても、当日の判断が曖昧であれば、安全な運航にはつながりません。当社がずっと向き合ってきたのは、まさにそこです。

小さな会社だからこそ、見えるものがある

大きな会社には、大きな会社にしかできないことがあります。一方で、小さな会社だからこそ、現場の細部まで見えることもあります。社長自らが現場に出て、運航し、講習し、資料を作り、受講生と向き合い、時にはヒヤリとする場面にも直面する。

その積み重ねの中で、当社の考え方は少しずつ形になってきました。ドローンは、飛ばせるだけでは不十分です。

  • 安全に使えること。
  • 継続して使えること。
  • 組織として判断できること。
  • トラブルが起きたときに、一人の責任にしない体制があること。

そうした部分を、当社はずっと大切にしてきました。今回の掲載が、そのすべてを評価された結果だとは言い切れません。そこまで都合よく考えるつもりもありません。それでも、世界のドローン産業界を俯瞰している海外のリサーチ会社のマップに、当社が継続して掲載されているという事実は、私たちにとって大きな励みです。そして同時に、責任でもあります。

掲載されたことを、次の一歩へ

今回の掲載は、ゴールではありません。むしろ、ここから何をするかの方が大切だと思っています。

ドローン産業界は、これからさらに広がっていきます。DRONEIIの2026年版でも、サービス領域が42%まで伸び、運航、統合、データ解析、コンサルティングなど、ドローンを実際に社会実装するための領域に価値が移っていることが示されています。これは、当社にとっても非常に重要な流れです。

ドローンを「飛ばすもの」として捉えるだけではなく、業務の中で安全に使い続けるための仕組みとして捉える。そのための教育、評価、運航管理、安全管理体制づくりを、もっと実務に近い形で提供していく。当社がやるべきことは、そこにあると思います。

小さな会社ですが、だからこそできることがあります。
現場に近い言葉で伝えること。
机上の理想論ではなく、実際に続けられる運用に落とし込むこと。
そして、ドローンを使う人、導入する組織、周囲でその恩恵を受ける人たちにとって、安心して任せられる運航のあり方を考え続けること。

THE DRONE MARKET ENVIRONMENT MAP 2026への掲載を、素直に喜びたいと思います。そして同時に、これからも浮かれすぎず、でも遠慮しすぎず、当社らしく進んでいきます。世界の地図の中では、本当に小さなロゴです。でも、その小さなロゴに恥じない仕事を、これからも積み重ねていきたいと思います。

最後に、支えてくださっている皆さまへ

今回の掲載は、決して当社だけで得られたものではありません。

日頃から運航のご相談やご依頼をくださるお取引先の皆さま。
DOSA千葉校で真剣に学んでくださる受講生の皆さま。
そして、当社の少し変わった、少し地味で、でも大切だと考えている取り組みに関心を持ってくださる皆さま。

そうした一つひとつの関わりがあったからこそ、今の株式会社ダイヤサービスがあります。

現場でいただく課題。
講習中に出てくる質問。
受講生の皆さまが見せてくださる不安や悩み、そして少しずつ変わっていく表情。
お取引先の皆さまと一緒に考えてきた、安全に業務活用するための運航体制。

それらが、当社の考え方を少しずつ磨いてきました。

私たちにできることには、限りがあります。それでも、目の前の一つの運航、一つの講習、一つの相談に、できる限り誠実に向き合ってきたつもりです。

今回、世界のドローン産業界を俯瞰するマップに3回連続で掲載されたことは、当社にとって大きな励みです。
同時に、これまで関わってくださった皆さまへの感謝を、改めて強く感じる機会にもなりました。

お取引先の皆さま、DOSA千葉校の受講生の皆さま、いつも本当にありがとうございます。

これからも、派手さよりも実務を。見栄えのよい言葉よりも、現場で続けられる運用を。そして、ドローンを安全に業務活用できる組織づくりを。株式会社ダイヤサービスは、これからも当社らしく、一歩ずつ積み重ねていきます。

<strong>戸出 智祐(代表取締役 / ドローン安全管理コンサルタント)</strong> ノンテクニカルスキル講習(CRM、チームビルディング、 日本初のドローン応急手当講習)を提供。米国FAAのSMS義務化に先行したノウハウで、 1,000時間超の運航経験(失敗含む)からSMSを構築。 2023年より3年連続で安全報告書を自主公開している、日本唯一の現場安全管理・リスクマネジメント実践者です。 このブログでは、教科書に載っていない 現場の実践知と失敗から学んだ教訓を共有します。 ▶ 講習・コンサルのお問い合わせ <a href="https://daiyaservice.com/inquiry/">https://daiyaservice.com/inquiry/</a>

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