エアマンシップの徹底と安全の追求で、空の可能性を誰もが安心して享受できる世界を。

「規程で守る」から「規程で差がつく」へ。ダイヤサービスが示すドローン安全運航の新しい基準

日本のドローン産業界には、「とりあえず飛ばせる体制」で業務を始めてしまう企業が少なくありません。
しかし、“飛ばせること”と“安全に飛ばし続けられること”はまったく別物です。

私たちダイヤサービスは、安全を文化として根づかせるには、「実行される仕組み=規程」が不可欠だと考え、徹底的に整備してきました。

現場から逆算してつくられた規程類

私たちが整備してきた各種規程は、行政のテンプレートを流用したものでも、他社の焼き直しでもありません。
すべて、現場で起きたヒヤリ・ハット、事故、葛藤、改善から生まれた実務直結型の内容です。

以下はあくまでも一例ですが、、、

  • 「緊急対応およびリスク軽減規程」
    通信断絶時の対応や通報手順、ログ保存までカバー
  • 「外部関係者管理規程」
    業務委託先にもCRM・応急手当講習受講を義務づけ、報告義務・保険要件を明記
  • 「服装・身だしなみ規程」
    安全・清潔・信頼性を両立するための服装やヘルメットなどの基準
  • 「監査と改善プロセス」
    規程の実効性を定期監査と是正で担保するPDCA型運用体制

私たちは、“紙の上でだけ整っている”安全管理ではなく、現場で機能する、実動型の規程づくりを貫いてきました。

求める基準は“厳しい”。それでも私たちが譲れない理由

当社の規程はスタッフや外注先にとって“楽な内容”ではありません

  • CRM(ヒューマンエラー防止)や応急手当の講習受講の義務化
  • 外注業者・個人事業主にも当社と同等の安全文化の理解と実践を要請

特に業務委託者に対しては、他社ではまず求めないレベルの安全管理を要求しています。
それは、国家ライセンスの有無よりも、安全に対する意識の高さと、それを裏づける知識・スキルを優先しているからです。
資格よりも姿勢。「任せて安心か」は、制度ではなくその人の“覚悟”で決まる。
そんな考え方に共鳴してくださるパートナーと私たちは仕事をしています。

「できている風」で終わらせない。だから開示する

規程を整備して終わりではありません。
私たちは毎年、自社の安全活動を振り返り、安全報告書として一部を開示しています。

  • 運航体制
  • 運航実績
  • 年間の事故・インシデント数と是正措置の内容
  • 改善結果の共有と次年度課題

これらは、“見せたくない情報”であると同時に、最も信頼につながる情報だと私たちは考えています。
「口で言うだけではなく、実際どうだったのか?」を自ら開示することこそ、安全文化を浸透させる最善策だと信じているからです。

制度を“移植”するという支援のかたち

こうした規程整備・運用・改善の仕組みは、いまや他社にも提供できるレベルにまで体系化されています。
現在、ドローン運航企業向けのコンサルティング業務として、以下のような支援を実施中です。

  • 「飛行マニュアルだけで始めたが、現場の安全体制が整っていない」
  • 「委託先にどう安全教育を施せばいいのかわからない」
  • 「事故が起きていない今のうちに、しっかりした規程を整備しておきたい」

そのような悩みを持つ企業に対して、“テンプレート提供”ではなく、“現場実装された仕組み”を移植する支援を行っています。

「規程を整備している会社」ではなく、「規程が機能している会社」へ

安全とは、運に任せるものではなく、設計し、磨き、守るものです。

そして「規程をつくる」とは、
ただの法令遵守ではなく、“本気で安全と向き合う覚悟”の証明だと私たちは考えています。

未来のスタンダードを、共につくりましょう。

もし、今の体制に少しでも不安があるのなら、「規程の整備」は、その第一歩となるはずです。

私たちが何年もかけて積み重ねてきた現場知と仕組みが、これから本気で安全に向き合う企業の力になることを願っています。
コンサル支援にご興味のある方は、お気軽にご相談ください。まずは自分たちの運航レベルがどの程度なのかを知るための「ドローン運航評価サービスD-LOSA」からスタートさせるのも良いかもしれません!!

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