ドローン運航には状況判断能力が不可欠だ。
安全性やリスク管理が求められるためである。
状況判断能力が弱い人の特徴は以下の通り。
- 自信がない
- 周囲に流されやすい
- 視野が狭く、選択肢が少ない
- 他人に判断を委ねがち
- 長期的に考えられない
- 失敗を恐れる
こうした人がドローン運航を行うと、以下の問題が発生しやすい。
主な問題点
- リスクの予測・回避ができない
→ 事故につながる。 - 判断が遅い
→ トラブル対応が遅れ、リスク増大。 - 周囲に流されやすい
→ 安全判断を誤る。 - 計画性がない
→ 準備不足によるミスが発生。 - 消極的すぎる
→ 重要な判断を躊躇する。
ただし、「向いていない=やるべきでない」わけではない。
適切な訓練で状況判断能力は鍛えられる。
鍛える方法
- ノンテクニカルスキルの強化
→ CRM・LOFTトレーニングで状況判断力を向上。 - 経験を積む
→ シミュレーションやOJTで判断の幅を広げる。 - チェックリストの活用
→ 判断の属人化を防ぎ、安全運航を徹底。
即戦力でなくても、訓練次第で安全な運航が可能です。だからこそ、ノンテクニカルスキルの強化が重要なのです。
当社は国内ドローン業界で唯一、ノンテクニカルスキルを推進しています。
ドローンのノンテクニカルスキルに関することなら、ぜひ当社にご相談ください。

戸出 智祐(株式会社ダイヤサービス 代表/“ドローン安全ヘンタイ”)
ドローン運航安全の分野で10年以上の経験を持つ、安全管理・教育の専門家。全国の自治体や企業など10社以上に対して、航空業界レベルの安全運航体制づくりや研修、コンサルティングを行ってきました。
操縦技量だけでなく、チームや組織の“ノンテクニカルスキル”を重視し、現場で本当に役立つ安全文化を普及することに情熱を注いでいます。自ら現場で危険な経験をしたことが原点で、「誰もが安心して働ける現場」を本気で目指して活動中。
千葉市花見川区を拠点に、現場目線でリアルな課題解決にこだわり続けています。無類の車好き。ブログでは、同じ現場型の読者の方と想いを共有できればと考えています。