以前の当社は自動車整備事業を行っておりました。皆さまご存知の通り、今は全く違う業種である、ドローンのサービス・プロバイダーとして日々精進しております。自動車とドローンはビジネスモデルが共通する点が多いハズ、という仮説を持ってのコンバートでした。
過去の当社を知らない人のために少しだけ補足しますね。当社は過去、ディーラーオプション取り付けの仕事を下請けとして行っていました。実父が立ち上げた会社でして、当時はエアコン取り付けでかなり盛況だったそうです。その後もRV社のグリルガードやフォグランプ、カーナビやETC・バックカメラ取り付けなど、時代時代でしっかりと仕事があったそうです。しかしながら、今やメーカーから出荷される時点であれもこれも標準装備になっており、後から取り付けるものなど、大してありません。年々売上は落ち込み、最終的に自動車業界から追い出されるかのごとく撤退せざるを得なくなりました。ということで、ドローン事業は余剰金で始めたのではなく、後がない状態でたどり着いた事業だったんです。
ところで、自動車整備業からドローン事業にコンバートするとき、私は以下の2つを心の中で強く誓っていました。
1)自動車業界に何らかの形で”再度”かかわる
2)ドローンだけに固執せず、新しいことに積極的にチャレンジする
1つ目については実は数年前、ドローンによる撮影という形で何件も立て続けに関わらせていただくことができましたので、ある意味達成はできておりました。
そして今回、Covid19感染拡大の影響を受けながらも、esportsの1つであるドリフトゲーム大会のスポンサー、そしてオンラインプロドリフトドライバーのスポンサーという形で、上記2つをまとめてクリアすることができました。
でも、私はまったく満足していません。これはただのスタートラインに過ぎないからです。リベンジもまだまだまったく果たせていません。そもそも現状維持で満足していると、上昇志向のある人達からどんどん遅れを取ります。これはすなわち、退化と同じことを意味します。成長するためには、手を付ける前から仕事の取捨選択をするのではなく、まずは自分でやってみてから継続するかどうかを判断すべきと私は考えています。やらないうちから「あれは嫌だ、これは嫌だ」という人は私は好きではありません。それから、企業である以上はお金儲けも大事ですが、世のため人のためになることに強い意志を持って取り組み続けることが大切と私は信じています。(口先だけ社会貢献のようなことを言って投資家からお金を引き出し、実際にはやっていることが社会のためになっていないというケース、皆さまの周りでもあるのではないでしょうか?それがお金儲けだと言ってしまえばそれまでですが・・・。)
これまでも、そしてこれからも、当社は新しいことに積極的に取り組んでいきます。本当に世のため人のためになることに携わっていきます。当社の活躍を皆さま、どうぞご期待ください。